62)サウンドハウス AC-DCアダプタ 改造編
公開日:
:
最終更新日:2016/04/28
電源関連
前回の続きです。
今回は電解コンデンサとダイオードの交換です。
コンデンサは25V2200μF、105℃品の中国製、詳細は不明ですが価格は相当安い模様。
ダイオードはメーカー不明、N5391のプリントあり、サイズ的に2~3A程度の物と思われます。
「Jwco」のプリントが洒落ています。
ハンダはおそらく無鉛のものが使われているはずですが、RoHSのプリントはどこにも見当たらず。
交換するコンデンサは「EKZE250ELL222MK35S」(25V2200μF、105℃品、低ESR)、ダイオードは「FR207G」(ファストリカバリー、1000V2A)。
価格はコンデンサが240円、ダイオードが4個で120円。
電解コンデンサは長さが2倍もありますが、ぎりぎり収まります。
低ESR化によって突入電流が増加したかどうかはわかりませんが、スイッチング電源のようなスパークの発生などは見られず。
無負荷時の出力電圧は交換前も交換後もほぼ18.4V。
精神衛生上の意味で12Vのレギュレーターを入れたいところですが、スペースもない上に外付けにするのも手間なのでこのままとします。
使用する機器によっては故障の原因となりかねないので、心配ならばスイッチング式のACアダプタにした方がよさそうです。
以上、改造は自己責任で行ってください。
関連記事
-
-
61)サウンドハウス AC-DCアダプタ 分解編
先日サウンドハウスにてAC-DCアダプタ(12V1Aトランス式)を購入しました。 価格が価格(70
-
-
67)バルクキャパシタボードによるノイズフィルター製作
冒頭でネタバレしますが、簡単に言ってしまえばレギュレーター回路(降圧型DC-DCコンバーター)にNF
-
-
98)MEAN WELL製ACアダプタ購入【2019/1/24更新】
※Word Pressを最新版に更新したため、過去の記事と比べ見づらいかもしれませんが、ご了承